2013年5月9日木曜日

韓国からの使者

昨日ご宿泊の韓国人3名。
センターの方は崔象喜(チェ・サンヒ)さん。
本日、NHKのニュースにも出てましたネ!
彼女は、もう4度も結願されてます。
7年前に父を亡くし供養の為に巡礼先を探してた時に
四国遍路の存在を知ったようです。
3年前、初めて四国霊場88ケ所を42日間で歩き遍路を結願して以来
毎年この時期に歩き遍路に来られているようです。
チェさんは元々、日本好きだったようなのですが
遍路文化独特の「お接待」に触れ、コレを韓国の方々に!と
韓国語のサイト「同行二人」を立ち上げ
昨年からは韓国からの方の道標となるように
自作のステッカーを道中、貼っていかれているとのことで
今回NHKさんが取材されたようです。
読売新聞2013.5.9
毎日新聞2013.5.9
チェさんは4度の結願で申請可能となる公認先達となる予定。
認められれば外国人女性としても韓国人としても初、スゴイ!
そして韓国に戻られたあと、これまでの遍路体験談などをまとめた
本を出版予定とのことです。
彼女は5日に結願されているのですが
ちょうどお礼参りに近くに来られていたチェさんのお接待をしていた方が
ウチを薦めてくれて泊まられることになり
向かって左から二人目の張智拏(ジャン・ジナ)さんが
チェさんの遍路サイトを参考に回られていて
ちょうどウチに近いということで同宿となり
左の韓国人男性、柳(リュウ)さんもチェさんのサイトを参考に回っていて
ちょうど結願されて高松にいたのですが
チェさんがウチに泊まられるとのことで、わざわざ来られました。
政治的には、いろんな問題を抱える韓国と日本ですが
文化的には、こうして交流が持たれているのです。
皆さん遍路文化を大事にして下さるいい方々でした。
オッチャン久しぶりに美味しい酒を呑めました!

後日、徳島新聞にも記事が掲載されました。
徳島新聞 2013.5.16